「オッド・トーマス」
これもまた良い映画だった。
B級を匂わせ、ストーリーも単純かと思いきや、最後の最後に驚きが待っていた。ラストを観直したら、なんで気づかなかったんだろう、と思うシーンの連続。
でも、これで気づいてしまったら面白くないし、心がふるえない。
そうか、あのシーンも、あのシーンもそういうことか。
すごくすごく切ない。
でも、映画っていい。
これはラストを何度も観返してしまう。
最後の数十分の為にこの映画は観る価値がある。
相手の声が聞けて話ができるのは幸せなことだ。
そして字幕がいい。
最後の最後に、字幕では主人公の名前が書いてあるんだけど、映画では「サン」って呼びかけてる。
吹き替えじゃわからない作品の良さだね。