星の王子さまの住んでいる星は小さくて、ほんの何歩か椅子を動かせば見たい時にいつでも夕陽を見ることができる大きさ。
星の王子さまの台詞。
「陽が沈むのを、一日に四十四回見たこともあったよ!」
その後の星の王子さまの台詞。
「ねえ‥‥‥悲しくてたまらないときは、夕陽が見たくなるよね‥‥‥」
続けてすぐ星の王子さまの友達の“僕”は言う。
『じゃあ四十四回見た日は、きみは悲しくてたまらなかったの?』
読んでいて、そこにすぐ気づかなかったこと。
“気付ける人になりたい”
“僕”のような人になりたい。
本だからって文字を追うだけじゃなく、心を読んでいたい。
会話も一緒。
最近は人の話を流していることに気づいた。
反応しすぎず、無反応でもなく“気付ける人になりたい”